始めての契約の話

事業を始めて数年今でこそ、お客様から紹介頂けたり
近くに寄って挨拶をすると
「上がっていきなよ〜お昼食べた?」とおっしゃってくれるお客様もいますが
立ち上げた時は、すごく大変でした。

最初に契約をいただいたお客様は
いつまでも忘れることができません。

当時名前も知られぬ、よく分からない業者だった
ハッピーペイントに対して、お客様からは
すごく疑われていました。

詐欺業者じゃないか?
騙そうとしているんじゃないか?

もちろんそのイメージがあるのも分かっていました。

最初に契約をいただいたお客様は
私の祖父母と同じくらいの年齢の方でした。

始めは疑っていたものの、足を運んでお話をするたびに
だんだんと信用いただきまして、
「よし、ミネザキさんのところでやるよ!」
と言っていただき、心のそこから嬉しかったです。

もともとは愛知に住んでいて、
仕事で静岡に来た時に、奥さんと出会われ
結婚を機に焼津に来られた方でした。
今でも交わした会話は覚えています。

しかし数日後、お子さんから色々言われたそうで
残念そうにキャンセルの電話をいただきました。

内心ものすごいショックでしたが
お客様の本当に申し訳なさそうな電話口の声を聞くと
自分の至らなさで、お子さんに反対されてしまったことが
すごく申し訳なく感じました。

「静岡で一番丁寧な塗装をする」という思いは
あの時と、今考えていることはほとんど変りませんでした。

でも、ハッピーペイントの名が知られていないことで
信じていただいたお客様にも申し訳ない気持ちを
味あわせてしまいました。

工事担当の和田は一級塗装技能士の資格を持つ
百戦錬磨の職人で、工事に対する自信は
どこよりもありました。
私の至らなさでこのようなことが起きてしまいました。

でも、自分たちを信じてやるしかないと思いました。

最初工事を担当させていただいたお客様も
奥様はずっと反対されていましたが、
ご主人に信じていただいたので、工事が出来ました。

今でも契約をいただくたびに
あの時の思いが蘇ります。

「そういえば、やっと塗装工事業者として認められてきたかもね」
とある時和田に言われました。

一軒一軒一生懸命やることだけを考えていると
ありがたいことに、知らぬ間に状況が変わっていました。

あの時から、今までずっと考えていることは
変わっておりませんが、
日々変わらずに一生懸命やることが大事なんだなと
和田と居酒屋に行きながら思った次第です。

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