こんにちは一級塗装技能士の和田と申します。
たくさんある外壁塗装のホームページの中から私のところにご訪問下さり、ありがとうございます。
全国400か所を越える営業拠点をおもちのダイワハウスさんですから、物件数も多いため、私もこれまで沢山のダイワハウスさんの住宅の外壁塗装を手掛けてきました。
その多くは、ダイワハウスさんの定期点検をきっかけに外壁塗装を検討された方が、「思ってたより価格が高かった」ために私にお見積り依頼のお電話をくださるケースでした。
そうした場合、主眼は価格の安さに置かれることになるのですが、実はダイワハウスさんの外壁を塗り替えする場合には価格以上に重要になるポイントが存在します。
具体的には
- 日当たりの良い面にできる「ふくれ」を回避する
- 熱橋(ヒートブリッジ)対策
- 外壁パネルの継ぎ目の処理
が重要になります。
日当たりのよい西南の外壁に「水ぶくれ」ができるトラブルを回避する
過去に数回、ダイワハウスさんの家を再塗装されたかたから「壁に水ぶくれができた」というご相談をいただき、状況を見させていただいたことがあります。
原因を塗料メーカーさんや塗料店さんのご協力を得て調査した結果、その当時の指定メーカーだったK社の熱可塑性塗料と外壁材の蓄熱性の問題でした。
熱可塑性というのは、簡単にいえば熱を加えると柔らかくなる性質です。
蓄熱性というのは、南面など日当たりの良い面で熱せられた外壁材が石焼ビビンバの石のようの熱をため込んでしまう性質を言います。
こうした性質をもつ外壁には、湿気を逃がす機能を持つ下塗り材と熱をカットするガイナやアドグリーンコートを塗装することが重要になります。
個人的には、ダイワハウスさんのように外壁材が分厚く蓄熱リスクの高い住宅には、膜厚のうすいアドグリーンコートで湿気を逃がす方向が合っていると思っています。
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